2019年8月30日にフローニンゲンに所属していた堂安律のPSV移籍が正式発表された。
フローニンゲンにとってはクラブ史上最高額の移籍金を手にすることになるとの報道もあり、堂安律のこれまでのキャリアの年俸と成績、移籍金を所属クラブ別で調べてみました。
新生日本代表の「新BIG3」として大きな期待がかかる選手の1人ですが、年齢はまだ21歳の東京オリンピック世代です。既に海外でも結果を残し、オランダの名門へステップアップを実現させた堂安律の年俸推移と成績を見ていきたいと思います。
目次
ガンバ大阪時代の年俸と成績
2015年の高校2年生でガンバ大阪のトップチームに2種登録される。Jリーグでは第10節の鹿島アントラーズ戦でクラブ史上最年少でのリーグ戦デビューを果たした。
2016年8月13日のジュビロ磐田戦で途中出場ながらもJ1リーグで初のアシスト。2017年4月21日の大宮アルディージャ戦では1試合2ゴールを決めてJ1初ゴールを記録した。
ACL第5節のアデレード・ユナイテッドFC戦ではACLデビューを果たすと、この試合でゴールを決めている。
ガンバ大阪:堂安律の年俸推移
年 | 年齢 | 所属クラブ | 年俸 |
---|---|---|---|
2015年 | 17歳 | ガンバ大阪 | 380万円 |
2016年 | 18歳 | ガンバ大阪 | 600万円 |
ガンバ大阪:堂安律の個人成績(リーグ戦)
シーズン | 所属クラブ | 試合数 | ゴール数 |
---|---|---|---|
2015年 | ガンバ大阪 | 2 | 0 |
2016年 | ガンバ大阪 | 3 | 0 |
2017年 | ガンバ大阪 | 10 | 3 |
フローニンゲン時代の年俸と成績
2017年6月23日にガンバ大阪からオランダのフローニンゲンへ買取オプション付きのレンタル移籍が発表された。
ヘーレンフェーン戦でリーグ戦初出場を果たすと、9月30日のスヴォレ戦でリーグ戦初ゴールを決めている。
2018年4月23日にフローニンゲンは買取オプションを行使。移籍金は200万ユーロ(約2億6,000万円)で完全移籍での獲得を発表した。
4月29日に行われた第33節のエクセルシオール戦でシーズン9点目のゴールを決めると、フローニンゲンにとって10代の選手では歴代3位のゴール数を記録した。
2018-19シーズンは背番号を7番に変更すると、チームの主力として活躍したが、2019年3月3日のVVVフェンロ戦では自身初となる退場処分を受けている。
フローニンゲン:堂安律の年俸推移
年 | 年齢 | 所属クラブ | 年俸 |
---|---|---|---|
2017年 | 19歳 | フローニンゲン | 3,700万円 |
2018年 | 20歳 | フローニンゲン | 4,000万円 |
フローニンゲン:堂安律の個人成績(リーグ戦)
シーズン | 所属クラブ | 試合数 | ゴール数 |
---|---|---|---|
2017-18 | フローニンゲン | 29 | 9 |
2018-19 | フローニンゲン | 32 | 5 |
2019-20 | フローニンゲン | 2 | 1 |
PSVに移籍した堂安律の年俸と移籍金
2019年8月27日にPSVがフローニンゲンから堂安律を完全移籍で獲得したと発表。
フローニンゲンにとっては実質的にクラブ史上最高額の移籍金だったと伝えられており、クラブのテクニカルディレクターは「クラブの歴史上最大の取引のひとつ」とコメント。
正確な移籍金の発表はまだ無いが、フローニンゲンの地元紙である『DVHL』によると、PSVが支払う金額は、750万ユーロ+250万ユーロの2回払いとなり、合計1000万ユーロ(約11億7000万円)になるという。
さらに、堂安律がPSVから他クラブに移籍した場合、移籍金の一定のパーセンテージが上乗せされるため、その上乗せ分も含めるとクラブの歴代最高額となるようです。
スアレスやロッベンなどのビッグネームよりも高額な移籍金だったことから、現地メディアの中でも話題のネタとして取り扱われている。
堂安律のPSVでの年俸は正式に発表されておらず、海外メディアなどでも情報がほとんどありませんが、分かればすぐに追記したいと思います。
堂安律の年俸推移まとめ
オランダの名門PSVに日本人選手として初めて加入したことで大きな話題となっている堂安律選手について年俸推移と成績を見てきましたが、年齢もまだ21歳で所属クラブがオランダということもサッカー選手としてのキャリアの中で大きな金額の年俸を貰うのはこれからになるでしょうね。
もちろんPSVではフローニンゲン時代よりも高額な年俸になることは間違いないと思いますので、21歳の選手としては高額な年俸を貰うことになると思います。
東京オリンピックやカタールW杯など大きな期待を背負う堂安律選手の活躍を今後も応援していきます。